キングダム 645感想ネタバレ&646考察予想 すべては遷次第

キングダム
引用:キングダム 56巻 表紙

最新645話で史実の嘉太子の廃嫡が回収されました。

前回と前々回の記事で触れていた次の王様になる幽繆王(ゆうぼくおう)の遷が登場しましたね。

そして悼襄王(とうじょうおう)毒殺の黒幕について、今回の645話ではまだ明らかにならなかったのですが、前回の記事で書いた黒幕は遷という予想、当たらずも遠からずといった感じでしょうか。

そのあたり645話を振り返りながら次週646話の考察予想を進めていきたいと思います。

 

※当サイトでは、最新話までのキングダム本編と物語のベースとなる史記などの情報に基づき、

筆者の考察や予想を展開していきます。

ヤングジャンプ連載の最新話までの内容を含みますので、未読の方はネタバレにご注意ください。

 

趙包囲網を展開する秦軍

冒頭は扈輒(こちょう)率いる趙軍と対峙する秦軍前線の本陣に、全将軍を集める王翦(おうせん)。

王賁(おうほん)、蒙恬(もうてん)、李信(りしん)も将軍として参加。

鄴攻めで一緒に戦った亜光(あこう)や倉央(そうおう)、田里弥(でんりみ)と今度は同じ将軍として肩を並べているところが感慨深い。

ちなみに李信は遅刻、将軍になっても相変わらずです。

そこに趙王の死が急報として届きます。

これに対し、秦軍にとっては望ましくない李牧の解放を危惧してか、倉央や田里弥は悔しそうな反応を示します。

 

郭開から感じる呂不韋のすごさ

趙王宮内では悼襄王(とうじょうおう)の死因について李牧派と郭開(かくかい)派の言い争い。

やはり毒殺の可能性が高そうです。

後ろ盾を無くした郭開に対し、王に仕える近衛兵らは彼の命令に背きます。

このシーンを見る限り、郭開はただ王に取り入っていただけで、彼の派閥自体はそれほど大きくなく、趙国内で力を持っていなかったように思えます。

この点、同じく宰相的なポジションで自らの勢力を広げて支持基盤を固めていた呂不韋と比べると、郭開との差が際立ちます。

そもそもただ甘い蜜を吸いたいだけの郭開とは目的が違うので比較対象にはなりませんが、国を乗っ取ろうとしていた呂不韋との器や本気度の違いを感じました。

仮に呂不韋の場合、もし王が死ねば、次の王を呂不韋に任せようという声が、少なからず周りから上がるくらいには支持を固めていたように思います。

 

手腕を振るう嘉太子

悼襄王が死に、実権を手に入れた嘉太子はその日のうちにかつて悼襄王によって幽閉されていた優秀な人材や有力者たちを地下牢から解放します。

もちろん李牧も解放され、カイネと熱い抱擁を交わします。

ここだけ見ると、まるで恋人のような2人でした。

そんな解放したばかりの李牧に嘉太子が、「何をすべきか言ってくれ」と、いきなり丸投げしたのには笑いました。

それだけ信頼している証でしょうが、半年くらい地下に閉じ込められていたボロボロの李牧をもう少し労わってほしい気もします(笑)

とはいえスピーディーな対応に政と同様、有能な王様感を漂わせていますが、心なしか容姿まで政と同じになってきてませんか、原先生。もはや眉毛だけ変えた政に見えてきました。

あと前回、悼襄王に食いちぎられた右耳が普通にあるんですが、どういうことでしょうか。

よく見ると耳の上の方が欠けているように見えますが、もっと根元から食いちぎられてませんでしたっけ。それとも嘉太子には再生能力があるのでしょうか。

細かいことは置いといて、一方、秦軍と趙軍の前線に邯鄲の王都軍がやってきたことを受け、王翦は嘉太子のもと趙の中枢が新しく生まれ変わったことを警戒し、全軍を後退させます。

このあたりはさすが王翦、絶対に勝つ戦しかしないだけあって引く時の対応はかなり速いです。

 

王位は末子の遷に

場面は再び趙王宮内。

後退した秦軍に対して嘉太子、李牧たちが早くも次の一手となる作戦を話し合っています。

そんな彼らの前に、郭開が前回の644話で悼襄王のそばにいた江姫という女性と英書記官を引き連れてやってきます。

前回の記事で予想した通り、悼襄王が英書記官を呼び出したのは遺言を書かせるためで、内容も王位は嘉太子ではなく末子の遷に継がせるというもの。

ここでその遷が首輪と鎖をつけた裸の若い男女を犬のように扱いながら登場。これだけで悼襄王並みの強烈な歪みを放っております。

ちなみに李牧たちの作戦の中で、史実の紀元前234年に桓騎(かんき)が扈輒を破る平陽の地名が出てきました。まだまだ先になりそうですが、今後の展開が気になりますね。

また、前回、李牧救出作戦でのカイネとのやりとりで意味深な描写があった舜水樹(しゅんすいじゅ)が今回は一切登場しなかったのが気がかりです。あの不安をあおる怪しげな暗い目はなんだったんでしょうか。

 

646話予想:すべては遷次第

646話以降の気になる点としては以下になります。

①遷の王位継承による李牧らの処遇
②遷の王位継承による秦軍の対応
③悼襄王毒殺の犯人と真相

①遷の王位継承による李牧らの処遇

人を犬のように扱っているヤバい奴ということ以外、遷がどういう人物なのか明らかになっていないので展開を読めないというのが正直なところ。

仮に悼襄王と同じような思想であれば李牧らは地下牢へと逆戻りか、処刑されるかの未来しかない気がしますが、逆に交渉次第ではひとまず赦してくれる可能性も残されています。

一方で回りの大人たちが遷を唆して実権を振るっていくことも考えられます。

そのうちの一人が、遷の隣にいた江姫。おそらく彼の母親とみられます。

江姫が遷を操りながら実権を握る場合、前回からの彼女の描写だけを振り返ると、彼女自身が直接、李牧派と対立していた様子はないので、何かしらの制限は与えるものの、案外処刑までは実行しないのではと考えます。

もう一人は郭開。李牧派を潰したい郭開が現時点でどこまで遷に取り入っているかが今後の展開を左右しそうです。

でも実は遷が気まぐれで郭開にも牙をむくほど手に負えないレベルのヤバい奴だったら面白そうです。

あるいは王様の即位による恩赦で、ひとまず李牧たちは助かる可能性もあるかもしれません。

②遷の王位継承による秦軍の対応

秦軍にとって脅威となる李牧や嘉太子の処遇を決める遷次第になりそうです。

結局のところ、秦軍としても遷の情報が無さ過ぎるあまり、警戒してしばらく大きな行動には出られずに膠着状態になると予想します。

 

③悼襄王毒殺の犯人と真相

前回の記事では遷を黒幕と予想していたのですが、少し軌道修正して正確にはおそらく遷の母親とみられる江姫が計画したのではと考えます。

理由は単純に息子を使って実権を握るため。

そして毒殺のきっかけとなったのは、前回の記事で予想したままで、悼襄王が遷に王位を継がせる旨の遺書を書かせたことで、この時点で用済みとなったからだと考えます。

 

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

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