キングダム 643『覚悟の通達』考察&644予想

キングダム
引用:キングダム 57巻 表紙

643話以降もしばらくは国内のことや他国の状況で進むと予想していたのですが、思っていた以上にすぐに戦場に戻ることになった飛信隊。

個人的には長い鄴攻めで戦ターンはお腹一杯気味だったのでしばらくは前回の論功行賞然り、国内での情報整理的な展開の方が良かったかな。

緊張と緩和で、ようやく緩和に入ったと思ったらすぐに緊張状態に戻ってしまった感じ。

とはいえ、今週は規模拡大となった飛信隊の全容など、知りたかった情報も明らかになったということで、643話を振り返りつつ考察と644話の予想を書いていきたいと思います。

 

※当サイトでは、最新話までのキングダム本編と物語のベースとなる史記などの情報に基づき、

筆者の考察や予想を展開していきます。

ヤングジャンプ連載の最新話までの内容を含みますので、未読の方はネタバレにご注意ください。

 

飛信隊構成図

将軍に昇格した李信率いる飛信隊の構成図が紹介されました。

  • 姜瘣が五千人将に昇格
  • 軍師⇒河了貂+護衛と伝令(100)
  • 千人将⇒渕さん(騎兵2:歩兵8)、楚水(全員騎兵)、岳雷(黒飛麃)、我呂(赤飛麃)、那貴、田有、崇原(歩兵長)
  • 五百人将⇒田永(全員騎兵)、柿浪(副歩兵長)、竜川(全員歩兵)
  • 二百人将⇒澤圭
  • 百人将⇒竜有、中鉄、尾平
  • その他⇒偵察部隊(100):石(、弓部隊(800):仁・淡

姜瘣隊と合わせて1万5千人の規模になった飛信隊。

本編にて隊全体の構成図が紹介されたのは三百人隊の時以来、ここまで細かいのは初じゃないでしょうか。

気になったのは、中鉄の扱い。

これまでに騎馬して田有たちと肩を並べて戦っていた描写があった気がしたので、もっと位が高いと思っていたのですが、まさかの尾平と同列。

振り返れば、信が初陣を飾った魏戦で初登場した際は、“富村の殺し屋”の異名をもち、田有ととも伍づくりで人気だったのに…。

単純な武力だけなら力はありそうですが、この出世スピードの差は何なんでしょう。

殺し屋の異名を持つだけに何か人間的な問題があるのでしょうか。

まあ確かに戦闘中は「てぇぇぇつ」としか言ってないので、単純に他の隊員とコミュニケーションをとれていない可能性もあるかもしれません。

 

新・飛信隊、練兵へ

規模がでかくなった飛信隊はさっそく練兵を行います。

鄴攻めでの身体的なダメージにくわえ、仮死状態の信を寿命を削って穢土転生させたことでずっと寝込んでいた姜瘣。

このタイミングで療養+信の子どもを身籠りしばらく戦線離脱か、とも期待したのですが、さらりと復帰している様子が一コマだけ描かれています(笑)

結局、後遺症的なものがどうなったか、以前に比べて力が弱くなったのかどうか、今後の戦の中で明らかになってくることを期待したいと思います。

弓部隊を指揮しているのは澤さんっぽい。

セリフなしの一コマだけなのに、なかなか様になっている感じ。澤さんから良い上司の雰囲気が漂っていました。

青石族の石を久しぶりに見た気がします。

最近は武力でごり押しの戦闘描写が多かったので、青石族の特殊能力を生かした作戦なんかも描かれてほしいです。

 

再び鄴に向かう飛信隊と楽華隊

練兵を終えた飛信隊は、一月後に再び鄴へ向かうことに。

道中、百人将となった尾平の隊が描かれます。

鎧をアップデートした尾平の首には将校っぽいものも巻かれていて、なんと、はためく尾の旗まで用意されておりますが、あまり強そうに感じませんでした(笑)

本人も、昂くんや慶さん、惇兄弟ら百人の命を預かることのプレッシャーで嘔吐しています。

慶さんの言うように信が将軍になるより尾平の百人将の方が驚きが勝りました。

そして楽華隊と合流へ。蒙恬から玉鳳も鄴に向かっていることが伝えられます。

尾平だけでなく、ここで蒙恬のビジュアルもマイナーチェンジが施されていました。

なんだか連載が進むたびにどんどんと女性的なビジュアルに変わっていってる気がするのは私だけでしょうか。

どうせなら信の格好も多少変更があってもよかったんじゃないかと思いました。

ここで蒙武軍から移ってきたという新しい副長の新キャラ愛閃が登場。玉鳳隊の関常のような父親からのお下がりパターンですが、強面が多そうな蒙武軍に本当に所属していたのか疑いたくなるレベルで整った顔立ちのイケメンです。

名前的には陸仙・愛閃でシュキマキ、アコウマコウのように覚えやすいですが、原先生はそういう韻を踏むような名前が好きなのでしょうか、それとも考えるのがめんどくさいだけなのか。

 

趙国内で李牧救出への動き

一方の趙の邯鄲ではカイネらが刺客的なやり方で李牧救出に力づくで動いております。

指揮しているのは舜水樹ですが、偽情報で戦力を削られており、ここでも無能っぷりを発揮しています。

その報告を郭開が悼襄王に報告しているのですが、場面はまた風呂場です。(笑)

ソープ嬢並みに風呂に入っているんじゃないか悼襄王。

そして前回よりも一緒に入っている少年らの人数が明らかに増えています(笑)

 

644話 予想:李牧の死に場所はここではない

史実ではもう少し先に実際の李牧の死罪ネタがあるので、今回のキングダムオリジナルの死罪ネタにここまで尺をとるとは思っていませんでした。

今回のオリジナルの死罪ネタと、先にある史実の死罪ネタの両方を描くことがほぼ決まっている状況で、2つの類似したネタをどう棲み分けて昇華するのか、原先生のアイディアに目が離せません。

頁末の次回予告によると、悼襄王の元に誰かがやってくるようです。

可能性として考えられるのは、郭開の計略を突破した舜水樹ら李牧派か、太子嘉でしょうか。キングダムでは未登場ですが史実で次の王となる暗君の遷の可能性も。

李牧派の場合は武力行使、嘉の場合は自らを犠牲にした説得、大穴で遷による嘉を廃嫡させる計略で、李牧の開放もしくは減刑で島流しを予想します。

いずれにせよ、今回の一件で史実上の悼襄王の死と嘉太子の廃嫡が回収されると思われます。

余談ですが、蒙恬から邯鄲攻略の戦略が明かされた際、邯鄲近郊には武安と番吾という強力な城があることが説明されました。

史実では、紀元前232年に秦軍はこの番吾の地で李牧に敗れることになります。

もうひとつの武安の記述は見当たりませんが、紀元前233年に李牧が桓騎を破った際に武安君に封ぜられており、この地名と何か関係があるのでしょうか。気になります。

 

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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