最新641話にて、秦趙連合軍編の終結と、次シリーズ設計のため3号分休載することが発表されたキングダム。
再開は6月4日ということで約1ヵ月期間が空くことになります。
この記事では、642話以降の展開を予想していきたいと思います。
最新641話振り返り
①飛信隊、鄴から凱旋
②新しくなった信の家で宴
③信、李信に
めちゃめちゃ簡潔に振り返ると、こんな感じです。
キングダム1巻で描かれていた李信の由来、でっかい屋敷に住むという目標が回収されました。
“李” 姓の由来は、李牧絡みだと思っていたので、きっと多くの読者が意表を突かれたのではないでしょうか(笑)
休載明けの物語再開はどこから?
次シリーズの設計という言葉と約1ヵ月の休載期間などにより、ある程度、作中の時間が経過した段階からの再開になるのでは?という予想もできます。
さらに信の名前が李信となり、ほぼ将軍に昇格することが見通されるような終わり方だったので、区切りとしては良いタイミングだとは思いますが、
- 此度の戦における趙側の顛末が描かれていない
- 信の将軍昇格が決まる重要なシーンの詳細を描かずに飛ばすのか?
という理由で当サイトでは、連載が再開しても作中の時間は大幅に飛ぶことはなく、普通に鄴攻め終了後の戦後処理や戦果報告等で展開されるものと予想します。
642話は鄴攻め関連の内政ターンと予想
641話頁末で秦趙連合軍編終結とされてはいるものの、今回の戦に関連したことで未処理のままになっていることがいくつかあります。
戦と戦の間には内政面が描かれることが多いこれまでのキングダムの傾向から、642話、もしくは直近の内政ターンで予想される事柄を列挙したいと思います。
趙側の顛末
秦国の内政ターンと書いておきながら、いきなり趙側のお話。やはりここが一番気になるところでしょうか。
王都に呼び出しを食らったあと、牢につながれ処刑を待つ身となった李牧ですが、史実では、このあとの戦いにも登場するのでここが死に場所ではないはずです。
問題はどうやって処刑を免れるか。
作中では扈輒将軍や 舜水樹が王都に殴り込みにいく勢いでしたが、単純に武力任せで李牧を救出したところでその先の安全は全く保障されません。
このあたりは史実の悼襄王の崩御と公子嘉の廃嫡エピソードを絡めて李牧の処刑が回避されるのではないかと思います。
素直に考えると、嘉が李牧をかばうことで難を逃れ処刑ではなく左遷、そのかわりかばった嘉は廃嫡、という流れでしょうか。
論功行賞と信の将軍昇格
信の将軍昇格は、連載開始当初からの目標だったことから、しっかり描かれることを期待しています。
これで休載明けでいきなり成長して将軍として活躍する信と飛信隊、みたいな感じで再開すると少し拍子抜けしてしまいそう……。
ほかにも将軍昇格に伴い、王賁、蒙恬とのやりとり、壁とのやりとり、宿敵・龐煖を討ち取ったことによる王騎将軍絡みのやりとりなど、展開しやすいネタはたくさんあるので、原先生としても気合の入れどころでしょう。
鄴に残った秦軍は?
史実では、このあとしばらく桓騎が趙を攻めることになるので、桓騎軍が鄴を拠点に着実に攻めていくことが順当だと思います。
また遼陽には山の民が糾合した犬戎残党軍が健在なので、彼らの手綱を握るためには山の民全軍はないにしても、主力のいくつかの軍がそのまま居座るのではないかと考えます。
最後に
以上が予想となりますが、休載期間も長いのでそれまでにいくつか予想記事を上げようかと思います。
今回の記事ではあくまで物語の流れ上、次の642話で展開されそうな予想を並べましたが、次の桓騎VS扈輒戦(大前提としてしっかり描かれるかどうかも含めて)までに消化されるであろうエピソードはまだまだありますので、そのあたりを書いていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。