キングダム 考察予想 最終戦は代の李牧か

キングダム
引用:キングダム 56巻 表紙

キングダム641話で信が“李”姓を選んだ経緯が明らかになりました。

てっきり李牧とのかかわりの中でなんやかんやあったのちに信が李牧を倒して“李”姓を受け継ぐと思っていたので、完全に予想外でした。

勝手に予想していた名前継承イベントが完全に無いことが判明したと同時に、信が李牧を倒すタイミングについても、史実上の李牧が死ぬ紀元前229年ごろのほかにも考察の余地がありそうです。

というか今回の李姓を名乗る経緯の判明で、キングダム最終戦のラスボスはやっぱり李牧では?という考えが浮上したので書いていきたいと思います。

 

※当サイトでは、最新話までのキングダム本編と物語のベースとなる史記などの情報に基づき、

筆者の考察予想を展開していきます。

ヤングジャンプ連載の最新話までの内容を含みますので、未読の方はネタバレにご注意ください。

 

李牧の最期

史記の趙世家や廉頗藺相如列伝によると、紀元前233年に桓騎(かんき)を破るなど、秦の侵攻を食い止め、領土を回復する活躍を見せる李牧。

紀元前229年にも秦と戦いますが、秦が趙の郭開に賄賂を贈って仕掛けた離間工作により、幽繆王(ゆうぼくおう)に疑われ、処刑されてしまいます。

また、一緒に戦っていた司馬尚も官位をはく奪されてしまいます。

史実では、戦場で散るわけではなく謀り事で最期を迎えるなんとも残念な結末となります。

李牧亡きあとの趙は、紀元前228年に王翦(おうせん)に敗れて滅亡しますが、趙の公子嘉が数百人を率いて代の地で趙の亡命政権である代を建国、代王を名乗り、燕と手を結ぶことになります。

 

秦の中華統一までの道筋

さて、キングダムは秦がほかの六国を滅ぼして中華統一するまでの物語です。

ここで史実上の秦が六国を滅ぼしていく順番を見ていきましょう。

 

①紀元前230年 韓

②紀元前228年 趙

③紀元前225年 魏

④紀元前223年 楚

⑤紀元前222年 燕 + 代

⑥紀元前221年 斉

 

キングダムでは、斉の王建が嬴政との会談で条件付きで秦の侵略戦争を静観する旨が描かれているため、斉とは戦わないとした場合、最終戦は燕と代の連合軍になります。

連合軍ではありますが、秦は燕王喜を捕らえ滅亡させたあとに代に攻め入っているので、実質は代との戦いが最終戦となるでしょう。

 

参考までに燕攻略戦についての考察記事はこちら

キングダム 考察予想 燕攻略戦の敵は桓騎(かんき)か
キングダム本編で今後描かれることになる桓騎(かんき)の末路について史実を元に考察予想。李牧に負けた桓騎は燕に逃亡して政の暗殺未遂事件で暗躍、燕攻略戦で燕側の主力として秦と対決すると予想します。考察過程で見えてきた桓騎の弱点についても紹介。

 

公子嘉の存在

代王となる嘉は、キングダムでもすでに登場済み。

李牧いわく、嘉の時代が来れば趙に真の光がさすとまで評されていて、悪い王様の典型のように描かれている悼襄王(とうじょうおう)との対比もあってか、キャラデザイン的にもかなり良い人として描かれています。

秦側の登場キャラ以外、敵国のキャラでビジュアル的にも中身的にも悪役っぽく描かれていないのは、キングダム内では珍しいくらいです。

かつて嬴政が呂不韋との問答で「人の本質は光」と言っていたものに通ずるような雰囲気を、まだたった数コマしか登場していないにもかかわらず感じさせるあたり、これまでの敵側のキャラとしては明らかに異なります。

おそらく考え方的には嬴政と近いものを持っていてもおかしくない嘉。

彼が率いる代との戦いが最終戦となれば、近しい正義を持った国同士がぶつかることで生まれる、主人公サイドの葛藤やそれを乗り越える姿を描くことができるため、物語のクライマックスにふさわしいと思いました。

 

最終戦は李牧率いる代か

そこで本題の李牧です。

最初に書いたように、李姓引継ぎイベントなんて存在しないことが確定した以上、キングダム的には信と決着をつけるタイミングはやはり最終戦の方が盛り上がるのではないか。

ただそうなってくると、史実とは異なり李牧を代との戦いまで生かしておかないといけません。

この点については、かつて解釈を変更することにより壁を生存させた原先生なので、李牧を生存させる可能性もあるかもしれません。

読み切り時代に主役に添えたキャラなうえに、ここまで敵側のキャラとして思い入れのある李牧を、物語の途中に戦場ではなく処刑という最期で終わらせるのはもったいないでしょう。

李牧は生き延びて、待ち望んでいた光の王、嘉を支えながら秦と対峙することになるのでは。

また、代の地はキングダム作中でも度々出てくる雁門にあたります。李牧やその配下にも関わり深い地で、最終決戦の舞台にふさわしいのではないでしょうか。

 

以上となります。結局のところほとんど願望でしたが(笑)

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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